AO入試対策はオンライン塾でできる?自宅で書類・面接を準備する方法

AO入試の対策をオンライン塾で進め、自宅で書類と面接を準備する方法を解説する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は、編集部が文部科学省などの公的機関と、各大学・専門学校の公式サイトや募集要項の公開情報を調べて独自に執筆しています。入試の日程・選考内容・出願条件は年度ごとに変わるため、最新の情報は各大学・専門学校の募集要項で確認してください。

近くにAO入試の対策塾がない、部活で通う時間がとれない、という方も多いですよね。

結論から言うと、AO入試の対策は、志望理由書の添削も面接練習もオンライン塾で進められます。ただ、自宅で受けるからこそ、通塾とは違う準備がいるんです。

この記事を読むと、オンライン指導と通塾の違いと、自宅で書類と面接を準備する進め方が分かります。

目次

AO入試対策はオンライン塾でできる?先に結論

先に結論

志望理由書、小論文、面接練習は、画面越しでも進められます。対策塾の中には、校舎とオンラインのどちらでも受けられる塾があります。

『オンラインって、動画を見るだけで終わりじゃないの?』と思う方もいるかもしれません。

実は、AO入試の対策塾のオンライン指導は、講師と画面越しに話しながら書類を直していく形が中心です。録画を見るだけの講座とは、使い方が違うんです。

大学の「AO入試」は2021年度入試から、正式には「総合型選抜」という名前になりました。この記事では、なじみのある「AO入試」と並べて書いていきますね。

公式サイトで確かめられた、オンラインで受けられる形をまとめました。

塾オンラインでの受け方(公式サイトより)
ホワイトアカデミー高等部新宿校での対面か、Zoomを使ったオンラインで、社会人講師と1対1
早稲田塾東京・神奈川・千葉の校舎とオンラインの両方。映像講座での基礎学力づくりもある

2つの塾の違いをもっと詳しく知りたい方は、ホワイトアカデミー高等部と早稲田塾の特徴で4つの物差しで比べています。

オンラインで進めやすいこと、工夫がいること

オンラインでも、AO入試の対策でやることそのものは変わりません。

やることオンラインでの進めやすさ工夫のしどころ
志望理由書の添削進めやすいファイルの送り方と、直しの返し方を決めておく
小論文の練習進めやすい時間を計って書き、書いた紙を撮るかデータで送る
個人面接の練習進めやすいカメラの位置と、目線の置き方を練習する
集団討論の練習工夫がいる参加者が複数いる授業があるかを確かめる
入室や礼のしかた工夫がいる本番の会場を想定して、自宅で通しで練習する

オンライン指導と通塾は何が違う?

違いは「移動の時間」と「その場の空気」

オンラインは移動の時間がかからず、遠くの塾も選べます。一方で、教室で人と顔を合わせる緊張感は、自分で作る必要があります。

『オンラインと通塾、結局どっちがいいの?』と迷いますよね。

結論から言うと、どちらが上ということはありません。自分の生活と、苦手な部分によって合う方が変わります。

比べる点オンライン指導通塾
移動の時間かからない往復の時間がかかる
選べる塾住んでいる場所に関係なく選べる通える範囲の校舎に限られる
書類のやりとりデータで送る・画面で共有する紙を見ながらその場で直せる
面接練習画面越しの受け答えになる対面で、入室から通しで練習できる
集中できる環境自宅の机まわりを自分で整える教室や自習室を使える
仲間との交流少なくなりやすい同じ目標の人と会いやすい
オンラインが合いやすい人
  • 近くに対策塾の校舎がない
  • 部活や学校行事で、通う時間がとりにくい
  • 1対1で自分の書類に集中したい
通塾が合いやすい人
  • 家だと気が散って集中しにくい
  • 対面で人と話す練習をたくさんしたい
  • 同じ目標の仲間がいるとやる気が出る

両方を組み合わせる方法もある

『全部オンラインだと不安…』という方は、組み合わせる方法もあります。

例えば、ふだんの書類の添削はオンラインで受けて、面接の仕上げの時期だけ対面にする、という使い方です。ホワイトアカデミー高等部は新宿校での対面とZoomのどちらでも受けられ、早稲田塾も校舎とオンラインの両方があります。

組み合わせられるかどうかは、無料相談の場で聞いてみてください。

例えば、平日は学校のあとに自宅で1時間だけ添削を受け、休日にまとめて小論文を書く、という分け方もできます。移動がない分、短い時間でも練習を積み重ねやすいのがオンラインの強みなんです。

オンライン指導と通塾の違いを、移動の時間・選べる塾・面接練習・集中できる環境の4点で並べた図解

自宅でオンライン面接練習をする時の準備

画面越しの練習は「環境づくり」で半分決まる

カメラ、音、背景、手元の書類の4つを整えておくと、練習の中身に集中できます。

AO入試では、面接がとても大事な選考です。文部科学省の通知では、2027年度入試から総合型選抜・学校推薦型選抜で面接による評価を行うことになりました。

また、令和9年度の大学入学者選抜実施要項では、学校推薦型選抜の面接にオンラインでの実施も含むと書かれています。画面越しの受け答えに慣れておくことは、損にならないんです。

オンライン面接練習の前に整えること
  • カメラを目の高さに合わせ、顔が画面の中央に入るようにする
  • イヤホンやマイクを試して、声が途切れないか確かめる
  • 背景に私物が映らないよう、壁を背にするなど工夫する
  • 提出した志望理由書の控えを手元に置いておく
  • 通知の音が鳴らないよう、スマートフォンの設定を変えておく

画面越しでも見られていること

『画面越しなら、少しくらい姿勢が崩れても大丈夫かな』と思いがちですよね。

ただ、画面越しだと顔と上半身が大きく映るので、表情や目線はむしろ伝わりやすくなります。話す時は、画面の中の相手ではなく、カメラを見るように意識してみてください。

例えば、講師からこう聞かれたとします。

「どうしてこの学部を選んだのですか」

そこで「はい、私は〜」と答える時に、目線がメモに落ちたままだと自信がなさそうに見えます。最初の一言だけでもカメラを見て話すと、印象が変わりますよ。

志望理由書の添削をオンラインで受ける流れ

面接と同じくらい大事なのが、志望理由書の添削です。オンラインだと、書類のやりとりの仕方で進み方が大きく変わるんです。

送ったきりで、どこを直せばいいのか分からなくなることもありますよね。そうならないよう、次の流れで進めてみてください。

  1. 下書きをデータで送る前に、自分で一度声に出して読む
  2. 授業では画面を共有し、講師と同じ箇所を見ながら話す
  3. 直す点はその場でメモし、次回までの宿題をはっきりさせる
  4. 書き直した版は日付を付けて保存し、前の版と見比べる

版を残しておくと、どこがどう良くなったかが自分でも分かります。面接で「書類のどこを工夫しましたか」と聞かれた時にも、答えやすくなりますよ。

練習を録画して見返す

塾の練習に加えて、自分の受け答えを録画して見返す方法もあります。話す速さや口ぐせは、自分で見て初めて気づくことが多いんです。

自宅の机でカメラの高さや手元の書類を整え、オンラインで面接練習をする準備の流れを示した図解

面接でよく聞かれる質問と答えの作り方は、AO入試の面接対策で詳しく紹介しています。

よくある失敗

オンラインの練習だけで本番を迎えて、入室やおじぎの流れを一度も通さないこと。本番が対面の大学なら、自宅でドアから椅子までの動きを通しで練習しておきましょう。

地方に住んでいる人のオンライン塾の使い方

通える範囲に塾がなくても、選べる幅は広がる

校舎のある地域に住んでいなくても、オンラインなら遠くの塾の指導を受けられます。大事なのは、学校の先生との分担を決めておくことです。

『地方に住んでいるから、AO入試の対策は不利なのかな』と心配する方もいますよね。

オンラインで受けられる塾なら、住んでいる場所に関係なく指導を受けられます。早稲田塾は、遠方(海外など)からの申し込みについて電話申込もできると公式サイトに書いています。

地方からオンライン塾を使う時の進め方
  1. 志望校の総合型選抜の選考内容(書類・小論文・面接)を募集要項で確かめる
  2. オンラインで受けられる塾の無料相談に、2つほど申し込む
  3. 相談で、添削の返し方と面接練習の回数を聞いて比べる
  4. 学校の先生には調査書や推薦書のこと、塾には書類の中身、と分担を決める
  5. 本番が対面なら、試験の前に会場までの移動の計画も立てる

無料相談で聞いておきたいこと

オンライン塾は、教室の様子を見に行けない分、相談の場で聞くことが大切です。

聞くこと確かめたい理由
授業はどのツールで受けるか自宅のパソコンやタブレットで使えるかを確かめる
添削はいつ、どんな形で返ってくるか出願の締切までに直す回数を見積もる
面接練習は何回、どんな形でできるか本番までに通しで練習できるかを確かめる
対面の授業と組み合わせられるか仕上げの時期だけ対面にしたい時に備える
保護者も相談に参加できるか家族で同じ説明を聞いておける

細かいことを聞くのを遠慮しなくて大丈夫です。相談の場は、こうした疑問を解くためにあるんです。

学校の先生ともつながっておく

オンライン塾を使っても、学校の先生の協力は欠かせません。調査書を書くのは高校ですし、学校推薦型選抜なら推薦書もいります。

先生への声のかけ方は、こんな形で十分です。

「総合型選抜で〇〇大学を受けたいと思っています。志望理由書を見ていただけるタイミングはありますか」

志望理由書の書き方そのものは、AO入試の志望理由書の書き方で順を追って紹介しています。

AO入試ガイド

志望理由書・面接・小論文の準備に不安がある方へ

AO入試(総合型選抜)は、書類と面接の準備で差がつきやすい入試です。一人で進めるのが不安な時は、総合型選抜の対策を専門にしている塾の無料相談で、今の準備の状況と志望校に合う進め方を聞いてみましょう。

無料ホワイトアカデミー高等部の無料相談を見る

オンラインと対面から相談の形を選べます。指導の内容や料金は公式サイトで確かめてください。

オンライン塾についてよくある相談

悩みは「一人で続けられるか」と「どう選ぶか」

知恵袋などの相談を見ると、オンラインだからこその不安が目立ちます。

知恵袋などでよく見かける相談から、3つを選んで答えていきます。

浪人生で、一人で家で準備するのが不安

「AO入試を受けたい浪人生で、失敗するのが怖い。一人で家で準備できるか不安」という相談です。

その不安はとても自然です。自宅で一人だと、書いた志望理由書が良いのか悪いのか、判断がつきにくいですよね。

オンライン塾を使えば、家にいながら第三者に書類を見てもらえます。ホワイトアカデミー高等部は、公式サイトで浪人生も対象と書いています。

オンライン専門の塾の評判が気になる

「オンライン専門の総合型選抜の塾があるが、評判が気になる」という相談もありました。

この記事では、個別の塾の評判は扱いません。それより、自分で確かめられる点を見る方が確かです。

例えば、講師が学生か社会人か、添削は何日で返ってくるか、面接練習は何回できるか、無料相談があるか、の4つを公式サイトや相談で聞いてみてください。

塾に入ったら、初回の授業がオンラインだった

「AO入試対策で塾に入ったら、初回の授業がオンラインだった」という相談です。

校舎とオンラインの両方がある塾では、授業の種類によって受け方が変わることがあります。どの授業が校舎で、どれがオンラインなのか、担当の人に聞いておくと安心です。

塾の選び方そのものは、AO入試の塾・予備校の選び方でも詳しく紹介しています。

よくある質問

AO入試の対策は、オンライン塾だけで足りますか?

志望理由書の添削、小論文、個人面接の練習はオンラインでも進められます。本番が対面なら、入室からの流れだけは自宅で通しで練習しておくと安心です。

オンラインの面接練習で、まず準備するものは何ですか?

カメラ付きのパソコンかタブレット、イヤホンやマイク、提出した書類の控えの3つです。カメラは目の高さに合わせておきましょう。

地方に住んでいても、東京の塾の指導を受けられますか?

オンラインの受講がある塾なら受けられます。ホワイトアカデミー高等部はZoom、早稲田塾は校舎とオンラインの両方があると公式サイトに書かれています。

オンライン塾は何年生から使えますか?

塾によって対象が違います。ホワイトアカデミー高等部は高校1〜3年生や浪人生などが対象で、早稲田塾は高3から中学生までの学年別コースがあります。時期の考え方は塾の始めどきの記事も参考にしてください。

オンライン塾の無料相談もオンラインで受けられますか?

ホワイトアカデミー高等部の無料相談は、対面かオンラインを選べます。早稲田塾の1日無料体験も、対面とオンラインの両方で行われています。

まとめ

この記事の要点
  • AO入試の書類・小論文・面接練習は、オンライン塾でも進められる
  • オンラインは移動がなく遠くの塾も選べるが、集中できる環境は自分で整える
  • 自宅で面接練習をする時は、カメラ・音・背景・手元の書類を整える
  • 本番が対面なら、入室からの流れを自宅で通しで練習しておく
  • 地方からでも、学校の先生と塾の分担を決めれば準備を進められる
AO入試ガイド

AO入試ガイド 編集部

大学のAO入試(総合型選抜)と専門学校のAO入試について、仕組み・日程・選考内容・併願の考え方・対策の進め方を、受験生と保護者の目線で整理している情報サイトです。 公式サイト

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